【RIZIN】WORLD GP 2016 開幕戦を予想してみる&結果

こんにちは!

深夜番組を見ていたら、総合格闘技「RIZIN」の煽り番組やってたので見入ってしまいました。昔、PRIDEにはまっていた時期があったのですが、PRIDEが中途半端な感じで終わると同時に格闘技熱も冷めました。

しかーし、番組を見ているとPRIDE時代の懐かしい面子がまだまだ現役でやってるではないですか。これは、見るしかない!ということで、予想記事をあげることにしました。

大会概要

大会名:「RIZIN FIGHTING WORLD GP 2016 無差別級トーナメント 開幕戦」

開催日:2016年9月25日(日)

会場:さいたまスーパーアリーナ

内容:12/29,31に行われる無差別級トーナメントへの出場をかけたトーナメント1回戦目および男女の1マッチを行う内容となっている。

今回の目玉の1マッチは、

 所英男 vs. クロン・グレイシー

 RENA vs. 山本美憂

の2戦と思われる。

1.ギャビ・ガルシア vs. デスティニー・ヤーブロー

種別:無差別ワンマッチ

ルール:RIZIN 女子 MMAルール:5分3R 

ギャビ・ガルシア
出身地:ブラジル 生年月日:1985.11.17 身長:186cm 体重:90kg バックボーン:ブラジリアン柔術 所属:KINGS MMA/TEAM ALLIANCE

ディスティニー・ヤーブロー
出身地:アメリカ 生年月日:1990.7.12 身長:175cm 体重:98kg バックボーン:アメリカンフットボール

予想

ギャビ・ガルシア

柔術のバックボーンを持ち、総合格闘技経験の豊富なギャビ・ガルシアが腕ひしぎ十字などの決め技で勝利すると予想。

ヤーブローは、アメフト仕込みのタックルで来ると思われるが、グラウンド勝負になればガルシアに一日の長があると思われる。

結果

[的中] ギャビ・ガルシア

そもそも、サイズが違いすぎますね。ギャビの試合を始めてみましたが、打撃スキルとしてはどうなんですかね。すべて体格でゴリ押しという印象を受けました。ただ、グラウンドに入ってからの関節技は、その体格に似合わない器用さでした。そして、そのキャラで人気を獲得しているみたいで、外せない選手なんだと感じました。

2.村田夏南子 vs. キーラ・バタラ

種別:52.2kg ワンマッチ

ルール:RIZIN 女子 MMAルール(肘あり):5分3R

村田夏南子
出身地:愛媛 生年月日:1993.8.10 身長:156cm 体重:53kg バックボーン:レスリング

キーラ・バタラ
出身地:愛媛 生年月日:1994.9.4 身長:150cm 体重:50kg バックボーン:柔術

予想

村田夏南子

どちらも打撃系のバックグラウンドを持っておらず、最終的にはグラウンド勝負になると思われるが、そうなれば、世界に通用する日本のレスリングに軍配があがると思われる。村田自身もレスリング最強女王の吉田沙保里をあと一歩のところまで追い詰めたことがあり、JOCネクストシンボルアスリートであることから、レスリング技術は折り紙付きである。

結果

[的中] 村田夏南子

圧勝でしたね。
序盤は、打撃勝負の展開でしたが、組んだ瞬間に見事な首投げでテイクダウン。その後、パウンドの連打で相手はほぼ戦意喪失していたように思います。やられても即座にやり返す、気持ちの強さが見て取れます。ほとんど相手に攻撃の隙を与えない展開で、一本取れなかったのが不思議なくらいの圧勝。キーラの柔術テクニックがどれほどのものかがよくわかりませんでしたが、村田の圧力で何もできなかったように思います。

3R攻め続けても、余裕を残しているスタミナも魅力です。

桜庭の遺伝子を継ぐものとして、注目の選手になりそうですね。

スター選手としての実力と資質を兼ね備えているように思います。

今後の試合が楽しみです。

3.木村 “フィリップ” ミノル vs. チャールズ・”クレイジーホース”・ベネット

種別:67.0kg ワンマッチ

ルール:RIZIN MMA 特別ルール:3分3R

木村 “フィリップ” ミノル
出身地:ブラジル 生年月日:1993.9.9 身長:172cm 体重:65kg バックボーン:空手 所属:Fighting Kairos/マイウェイジム

チャールズ・”クレイジーホース”・ベネット
出身地:アメリカ 生年月日:1979.11.23 身長:165cm 体重:69kg バックボーン:フリーファイト

予想

木村 “フィリップ” ミノル

ベネットは、勢いでラッキーパンチを狙いに来ると思われ、堅実に試合を進めれば木村が勝利するものと思われる。

結果

[はずれ] チャールズ・”クレイジーホース”・ベネット

ラッキーパンチ狙いという予想は、あたってましたがそれがクリーンヒット(笑)してしまいましたね。開始7秒のまさに秒殺でした。

ミノルの入場曲が付き人のヴァンダレイ・シウバの入場曲だったことに驚くと共に、そんなに安売りしないでほしいなぁとヴァンダレイファンとしては思ってしまいましたが、入場曲にふさわしくない秒殺ということでガッカリ感が半端なかったです。

今後のベネットの紹介VTRで確実に使用されるでしょうから、ミノルにとっては格闘技人生の最大の汚点となるでしょう。

4.テオドラス・オークストリス vs. シモン・バヨル

種別:無差別級トーナメント1回戦

ルール:RIZIN トーナメントルール:5分2R(延長あり)

テオドラス・オークストリス
出身地:リトアニア 生年月日:1991.11.9 身長:183cm 体重:98kg バックボーン:柔道界 所属:PANCRASE GYM SWEDEN

シモン・バヨル
出身地:ポーランド 生年月日:1988.6.15 身長:185cm 体重:104kg バックボーン:??? 所属:Spartakus Rzeszow

予想

シモン・バヨル

データがないので、よく分からないので新規参入のシモン・バヨルで。かなりいい加減な予想。

結果

[的中] シモン・バヨル

判定ではありましたが、完全に一方的な試合でシモンの圧勝といってもよいでしょう。オークストリスは、柔道をバックボーンにしている割には、グラウンドの技術があまりないのか、立ち技にこだわっていたように見えました。

5.ジュアン・アルメイダ vs. アミール・アリアックバリ

種別:無差別級トーナメント1回戦

ルール:RIZIN トーナメントルール:5分2R(延長あり)

ジュアン・アルメイダ
出身地:リトアニア 生年月日:1991.11.9 身長:195cm 体重:109kg バックボーン:柔道界 所属:Corinthians MMA

アミール・アリアックバリ
出身地:イラン 生年月日:1987.12.11 身長:192cm 体重:120kg バックボーン:レスリング

予想

アミール・アリアックバリ

データがないので、よく分からないのでレスリングの世界大会で2度金メダルの実績のあるアミールで。かなりいい加減な予想。

結果

[的中] アミール・アリアックバリ

1R序盤から、アミールがテイクダウンを奪うとそのまま強烈なパウンドを連発し、レフェリーストップとなりました。ジュアンは、試合後にまだできるというアピールをしていましたが、恐らく力の差は歴然としており、続けていてもジュアンに勝ち目はなかったのではないかと思いました。

6.カール・アルブレックソン vs. ワレンティン・モルダフスキー

種別:無差別級トーナメント1回戦

ルール:RIZIN トーナメントルール:5分2R(延長あり)

カール・アルブレックソン
出身地:スウェーデン 生年月日:1993.9.27 身長:188cm 体重:93kg バックボーン:なし 所属:PANCRASE GYM SWEDEN

ワレンティン・モルダフスキー
出身地:ロシア 生年月日:???? 身長:187cm 体重:93kg バックボーン:サンボ

予想

カール・アルブレックソン

22歳と若いながらMMA5戦全勝と勢いに乗っている新生。ワレンティンのデータがないのでよくわかりませんが。若い勢いで勝利。

結果

[はずれ] ワレンティン・モルダフスキー

なかなか両者手数が少なく膠着が多い試合という印象でしたが、テイクダウンからのパウンドのイメージでアルブレックソンが勝利しました。お互いに強者であるがゆえにけん制しあっていたのか、もともと慎重な二人なのか今後の試合で見極めたいです。

7.イリー・プロハースカ vs. マーク・タニオス

種別:無差別級トーナメント1回戦

ルール:RIZIN トーナメントルール:5分2R(延長あり)

イリー・プロハースカ
出身地:チェコ共和国 生年月日:1993.10.14 身長:193cm 体重:93kg バックボーン:ムエタイ・レスリング

マーク・タニオス
出身地:レバノン 生年月日:1991.6.4 身長:190cm 体重:109kg バックボーン:なし? 所属:Tristar Gym Lebanon

予想

イリー・プロハースカ

マーク・タニオスは、初参戦なので未知数だが、MMAの経験とそのKO率の高さからイリーを予想。

結果

[的中] イリー・プロハースカ

試合序盤に、足のじん帯を伸ばしてしまったようで、動きに精細のなかったプロハースカですが、とび膝蹴りを的中させるなど数少ないチャンスを生かして見事勝利を収めました。

 

8.才賀 紀左衛門 vs. 山本アーセン

種別:62.0kgワンマッチ

ルール:RIZIN MMA ルール:1R10分/2R5分

才賀 紀左衛門
出身地:大阪 生年月日:1989.2.13 身長:168cm 体重:61kg バックボーン:空手 所属:Me,We

山本アーセン
出身地:神奈川 生年月日:1996.9.8 身長:169cm 体重:66kg バックボーン:レスリング 所属:KRAZY BEE

予想

才賀 紀左衛門

打撃の才賀対寝技のアーセンという構図であるが、才賀が所英男戦で見せたグラウンドへの対応力を買って、才賀を予想。

結果

[はずれ] 山本アーセン

1Rは、アーセンがジャーマンスープレックスなど度派手な技やテイクダウンなどで優勢に進める。一方の紀左衛門は、テイクダウンを奪われるとロープ外に逃げるという行為を繰り返したためイエローカードをうける。

2Rは、紀左衛門の飛びひざ蹴りが炸裂し、アーセンがぐらつくシーンもあったが、1Rに引き続きアーセンのテイクダウンからのパウンドというパターンを繰り返し、最終的には2:1の判定でアーセンが勝利しました。

試合後にわかったのですが、アーセンのジャーマンのときに紀左衛門は、右肩を脱臼して右腕が使えなかったみたいですね。度派手な技の思わぬ効果といったところでしょうか。

 

 

9.アンディ・サワー vs. ダロン・クルックシャンク

種別:71.0kg

ルール:RIZIN MMAルール::1R10分/2R5分

アンディ・サワー
出身地:オランダ 生年月日:1982.11.9 身長:178cm 体重:70kg バックボーン:キックボクシング 所属:SHOOTBOXING/TEAM SOUWER

ダロン・クルックシャンク
出身地:アメリカ 生年月日:1985.6.11 身長:173cm 体重:70kg バックボーン:レスリング・テコンドー 所属:Michigan Top Team

予想

アンディ・サワー

バックボーンがキックボクシングとテコンドーということで打撃対決になる。K-1 MAXで2度の優勝と2度の準優勝を果たしているアンディが勝利すると予想。

結果

[はずれ] ダロン・クルックシャンク

クルックシャンクのグラウンドテクニックが桁外れでした。立ち技がバックボーンのサワーは、あっさりとマウントポジションを奪われ、チョークスリーパーでタップアウトとお手本のような展開でした。

ダロン・クルックシャンクは強いですね。

今後、注目の選手です!

 

10.藤田 和之 vs. バルト

種別:無差別級トーナメント1回戦

ルール:RIZIN トーナメントルール:5分2R(延長あり)

藤田 和之
出身地:千葉 生年月日:1970.10.16 身長:183cm 体重:108kg バックボーン:レスリング 所属:TEAM FUJITA

バルト
出身地:エストニア 生年月日:1984.11.5 身長:198cm 体重:170kg バックボーン:相撲

予想

バルト

経験で言えば、藤田が断然上であるが体格差を利用したバルトに圧倒された場合、さすがに45歳という年齢ではかわせないのではないかと思い、バルト勝利を予想。

結果

[的中] バルト

なんでしょうか。サイズが違いすぎると試合展開が面白くないですね。藤田にしてもどう攻めてよいのかわからず。バルトはバルトで仕掛けていかないので、けん制のやりあいでかみ合ってませんでした。

次回は、バルトの積極的な攻撃で盛り上げてほしい。

藤田は、この後の会見でこの試合が引退試合であることを語った。

藤田を初めて見たときの衝撃はすごかったです。こんな日本人がいるのかと。日本人離れした体格に驚きでした。MMAの試合数はそれほど多くなかったように思いますが、印象に残る名選手でした。高山との殴り合いは今でも目に焼き付いています。

11.ミルコ・クロコップ vs. ミョン・ヒョンマン

種別:無差別級トーナメント1回戦

ルール:RIZIN トーナメントルール:5分2R(延長あり)

ミルコ・クロコップ
出身地:クロアチア 生年月日:1974.9.10 身長:185cm 体重:100kg バックボーン:キックボクシング

ミョン・ヒョンマン
出身地:韓国 生年月日:???? 身長:190cm 体重:120kg バックボーン:キックボクシング

予想

ミョン・ヒョンマン

K-1、PRIDEなど様々な名勝負を繰り広げ活躍してきたミルコであるが、すでに40歳という年齢。勢いがあり、また体格差もあるミョンに分があると思われる。

結果

[はずれ] ミルコ・クロコップ

正直このカードだけは、反省しています。ミルコが入場してきたときの体つきを見たときに後悔しました。10年前を髣髴とさせるばっきばきの体を作ってきたミルコを見て、40歳を超えてまだ健在なんだと思いました。

試合展開は、ミルコの一方的な攻撃が続き、最後はミルコが肩固めで勝利するというなんとも???な感じでした。ミルコに勝利してほしい大会側の事情はわかりますが。にしても、もう少しまともな相手を連れてきてほしいと思います。

12.RENA vs. 山本 美憂

種別:49.0kgワンマッチ

ルール:RIZIN 女子 MMAルール:5分3R(延長あり)

RENA
出身地:大阪 生年月日:1991.6.29 身長:160cm 体重:50kg バックボーン:シュートボクシング 所属団体:SHOOTBOXING/シーザージム

山本 美憂
出身地:神奈川 生年月日:1974.8.4 身長:156cm 体重:50kg バックボーン:レスリング 所属:KRAZY BEE

予想

RENA

山本は、レスリングの技術は超一級であることは間違いないが、MMA初参戦ということと42歳という年齢を考えると、MMA経験豊富なRENAに軍配があがると思われる。

結果

[的中] RENA

序盤は、どちらも慎重になりすぎてなかなか手数がでない試合でした。最初にしかけたのは山本でした。しかし、高速タックルでうまくテイクダウンを奪うもその後の展開がない。そうこうしているうちにグラウンドからのRENAの蹴り上げが山本の顎にヒットし、ぐらつくも再度タックルでテイクダウンし難を逃れる。しかし、やはりここからの決め技がなく再度グラウンドからの蹴り上げを喰らい防戦一方となる。

最後はまさかの締め技アームトライアングルチョークでRENAの勝利でした。

山本は、初MMAの洗礼を受けることになるが、さすがの格闘技センスを感じた試合でした。

13.クロン・グレイシー vs. 所 英男

種別:65.8kgワンマッチ

ルール:RIZIN MMA特別ルール:1R10分1/2・3R5分

クロン・グレイシー
出身地:ブラジル 生年月日:1988.7.11 身長:174cm 体重:73kg バックボーン:柔術

所 英男
出身地:神奈川 生年月日:1977.8.22 身長:170cm 体重:61kg バックボーン:なし

予想

クロン・グレイシー

かなりの接戦が予想される。最終的にはグラウンド勝負になると思われるが、その場合、柔術のスペシャリストであるクロンに分があるように思われる。

結果

[的中] クロン・グレイシー

まさにグレイシーって感じの試合でした。グラウンドで捉えられたら離れない離れない。離れたと思ったらまた捉えられという展開で、おそらく最後は所の体力が尽きて、チョークを極められたものと思われます。

久々に強いグレイシーが帰ってきた予感がします。

総括

ひできちの予想の正答率は、

8/13=61.5%

と、なんとも微妙な結果になりました。。。

ちょっと言い訳しますと、今回は前提知識のない選手が多かったのと、久々の総合格闘技観戦だったので、現状の雰囲気をつかめてませんでした。次回は、8割越えを目指して情報収集したいと思います!

ルール的には、昔のPRIDEとは違って硬直からのブレイクの判断がかなり慎重になっている点が大きく変わっていました。なので、グラウンド勝負の展開が長くなる傾向にあり、立ち技よりも寝技が得意な選手が有利になっているものと思われます。

RIZINを生で観戦して思ったことは、まず、PRIDE時代のスター選手に頼りきっているという印象を受けて、まだまだこれからなんだろうなと感じました。

ただ、女子格闘技を取り入れたことは成功への大きな要因になりうると思います。村田しかりRENAしかり、日本人のヒロインを着実に作り上げていくことに成功しているように思います。

他のスポーツ同様に世界に通用しているのは女子競技のほうが多いので、これからは、女子格が熱いかもしれませんね!

最後までお付合いいただき、ありがとうござました!

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